VINTAGE ALOHA SHIRT BRANDS – “KAHALA”
ヴィンテージアロハシャツのブランド紹介 – 「カハラ」
ジョルジュ・ブランジェとナサニエル・ノーフリートが1936年に始めたブランフリート・スポーツウェア社のブランド。アロハシャツは1930年代中期から既製品として販売されるようになったが、初期はシャツの仕立屋などで小規模に作られたものだった。そんな中、いくつかのスポーツウェアメーカーが創業。アロハシャツは次第に工場で大量生産されるようになっていき、1930年代後期にはハワイ柄のシャツが数多く作られた。ブランフリート社もそんなメーカーのひとつである。〈カハラ〉は当初女性用スポーツウェアのブランド名だったが、同社が1943年に〈デューク・カハナモク〉ブランドの使用権を手放したあとは、男女共通のブランド名として使われた。そして1950年頃になると社名もカハラ・スポーツウェア社に変更。製品はホノルルの高級店にも卸したが、大半は米国本土に輸出。コットン製アロハシャツを得意としていたブランドであるが、戦後は日本製のシルク生地を使ったものや、通常コットン地が多いタパ柄をレーヨン地で作ったものなど、斬新な発想のアロハシャツを多く手掛けた。1961年に一度手放した〈デューク・カハナモク〉ブランドの使用権を再び手に入れ、1960年代末頃まで製造した。
上記の「復刻リクエスト」ボタンをクリックすると、このヴィンテージアロハシャツの商品化のリクエストをSUN SURF(サンサーフ)へ直接送ることができます。お送りいただいたリクエストは随時集計し、今後の企画の参考とさせていただきます。ぜひご参加ください。